こんにちは、3児のパパです。
子供の長かった夏休みはやっと終わりママさん、パパさんはやっと普段の生活が戻ってきたのではないでしょうか?夏休みの最後は宿題出来ていなくて大慌てと言う家庭も多くあったかと思います。お疲れ様でした。
我が家は比較的順調に宿題終わっており親が鬼化する必要はなかったです。夏休みの自由研究で一つ面白い出来事があったので話します。

夏の自由研究、それは子どもたちの創造力が爆発する舞台。しかし、時としてその研究は、親の想像を遥かに超えるものになることがあります。
今回紹介するのは、ある小学生のユニークな研究です。彼の研究テーマは、「大量の液体でアリを流す実験」。研究に選ばれた液体は、なんと母親が朝せっせと用意した2リットルの麦茶でした。
自由研究の始まり
実験はラグビーの試合会場の隅っこで行われました。標的は、地面をせっせと歩き回るアリの群れ。彼は2リットルの麦茶が入った水筒を手に、アリの巣に向かいます。
最初は小さな流れで様子を見ていたのかもしれません。しかし、研究者の探究心は止まりません。彼は水筒を傾け、2リットルの麦茶を一気に流し込みました。
当然、アリたちは大洪水に巻き込まれます。麦茶の濁流がアリ塚を襲い、平和な日常は一変しました。
母親の激怒と父親の理解
麦茶が空になった水筒を見て、激怒したのは母親でした。「せっかく作った麦茶を全部使って!」。母親の怒りは、まさに実験を再現したかのような大洪水です。
しょんぼりする息子に、父親がそっと尋ねます。「で、実験の結果はどうだったんだ?」
すると、さっきまでのしょんぼり顔はどこへやら。息子は目を輝かせ、興奮気味に語り始めました。
「アリが下顎で必死に流されないように小石掴んでた。すごかったよ!」
この言葉に、父親は感銘を受けました。生き物のたくましさを目の当たりにし、純粋に感動している息子の姿。これこそ、自由研究の醍醐味ではないでしょうか。
父親は「このことはお母さんには内緒な」と息子に言い聞かせました。そして、実験に使った麦茶の代金を、お小遣いから出させることに。
500円玉を握りしめ、お茶を買いに行った息子は言いました。
「500円でこの実験が出来たなら良かったね」
2リットルの麦茶が、500円の投資で得られた貴重な学び。このポジティブな結論に、思わず笑みがこぼれました。
夏休みの自由研究は、必ずしも立派な結果が出るとは限りません。しかし、そこから得られる発見や感動は、お金では買えない貴重なものです。
あなたの夏休みの自由研究はどんなものでしたか? ぜひコメントで教えてください!

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